日々タス まいにちに、気になる「+」を
>>
食べる
旅する
試す
知る・学ぶ
楽しむ
インタビュー

人生で一度は出会いたい! ディープな日本 100選 -100 Plans to DEEPLY Enjoy Japan Travel-

2015年06月30日

人生で一度は出会いたい! ディープな日本 100選

Vol.1 瀬戸内海に浮かぶうさぎ×廃墟の楽園、大久野島が想像以上にステキだった!!
Vol.1 Bunny Island: the Cutest Place Like “Heaven in Ocean.”

日本人ですら見落としていた、日本の“すみっこ”にあるステキなモノ・コトを求めて全国を探検! 第1回は、野生のうさぎとたわむれ放題、“うさぎ島”の別名で静かなブームとなっている広島県大久野島の魅力に迫ります。

島のいたるところに野生のうさぎが生息し、人慣れした彼らと思う存分ふれあえる、もっふもふ天国—そこは広島県竹原市、忠海港からフェリーでおよそ12分の場所にある大久野島。
1970年代に本州から8羽のうさぎが放され、野生化したのをきっかけに増殖。現在島内には、約700羽のうさぎがいます。

ブログや動画サイトから人気に火がつき、一周3.3kmほどの小さな島に、国内外から観光客がやって来ては、うさぎとのふれ合いを楽しんでいるとか。
検索サイト「Google」で2014年に外国人が検索した日本関連のキーワード第10位になんと“rabbit island”がランクイン。“KAWAII”の筆頭格として、外国人から人気を集めているんです。

Covering overall the nation, here you can find literally unique things even Japanese people miss out.
This issue features Okunoshima, better known as Usaga Jima or Rabbit Island, where you can find yourself delightfully swarmed by hundreds of free-roaming “Kawaii” bunnies.

Located in the East Sea/Island Sea of Japan, taking approx. 12 minutes from the mainland by ferry, the small island is occupied by about 700 wild rabbits. The origin goes back in the 1970s, when eight rabbits were released and left. Run wild and propagated themselves, the fluffy animal is now the principal “resident”, roaming the forest and paths, chasing tourists, and just generally lounging around.

人気が出たのはいいけれど……多くの人は数時間だけの“うさぎ滞在”らしい??

91_01

人なつっこいうさぎがわんさか! うさぎ好きにはたまらないスポットとしてひそかに人気上昇中ですが、観光客のほとんどはうさぎと少し遊んで帰ってしまう“うさぎ滞在”型。

「これは非常にもったいない! ほかにも見どころはたくさんあるんです。私が本当に楽しい島時間の過ごし方を伝授しますよ」

そう申し出てくれたのは、島内唯一の宿泊施設「休暇村大久野島」の門脇さん。
この大久野島、実は重大な歴史を秘めた場所だったのです。いざ、大久野島を満喫する旅へ!

If you are a bunny-lover, the island must be a paradise; sadly, most of the tourists just get around with rabbits for a couple of hours before the ferry departs.
“It would be a crime to spend just with rabbits in this beautiful island,” says Hirokazu Kadowaki, Sales Manager of Okunoshima Kyukamura, the only accommodation in the island.
As he recommends, there are 4 “Musts” to enjoy this wonderful island at 100%.

たくさんのうさぎさんがお出迎え まずは船着き場で“ファーストもふもふ”

91_02

旅気分を盛り上げるフェリーに揺られて大久野島へ。瀬戸内海の美しい景色を見ながらしばしの船旅を楽しめます。
上陸するとさっそく、路地裏の猫のごとくたたずむうさぎを発見!
さすがに慣れていらっしゃる、キャリーカートやビニール袋の音を聞きつけて、ひょこひょこと寄ってきます。ここで最初の歓迎(洗礼?)を受け、無料送迎バスに乗って一度休暇村へ。

休暇村は、建物は少々古いものの広くて清潔、全室オーシャンビューの快適な宿。冷え性や疲労回復に効果のあるラドン温泉も隠れた人気。宿の前の広場は、島内でも一番うさぎ密度の高いスポットだそう。ぴょこんと跳ねるうさぎを“もふもふ”したくなって手を伸ばすと……。

門脇さん「いくらかわいいからといって、うさぎさんたちを無理につかまえようとしたり、抱っこしようとすることはやめてくださいね。うさぎは非常にデリケートな動物ですので、興奮させたり、驚かせたりするようなことはしないようにお願いします」

Cute bunnies

After a short ferry ride from the mainland, tropical palm trees welcome you. On getting off the ferry, you will see a herd of furry friend; they are tame and friendly enough to come close to you as soon as they catch the sound of bags containing food.

After landing, tourist usually go to Kyukamura on bus as the 1st step. The accommodation is fully equipped and pretty comfortable with ocean-view window and hot springs, though the building is old a bit. Don’t forget to look around the front place; it’s the “hot spot” of bunnies.

Kadowaki alerts not to chase, surprise ,or hold them even if they are cuddlesome, as they are so delicate animals.

“うさぎ島”が抱える“毒ガス島”の過去 平和を噛みしめつつ廃墟の魅力に目覚める……

今でははるばる海外から人がやって来る大久野島ですが、実は一時期、地図に“なかった”島なんです。第一次・二次世界大戦中、毒ガスなどの科学兵器の生産拠点とされ、その機密を守るべく、地図上から消されていました。

戦後、毒ガスや製造設備はすべて撤去されたものの、取り残されたがらんどうの発電所や毒ガスの貯蔵庫、砲台跡といった遺構だけが風化に耐え、禍々しい歴史を今に伝えています。
「大久野島毒ガス資料館」は、当時何も知らされないまま毒ガス製造に従事させられていた島民の身に起きた被害などを知ることができ、近隣の学校の生徒たちが訪れる平和学習の場にもなっているそう。

91_03

なかでも、要塞のような存在感を放つのが発電所跡。高い天井に整然と並ぶ骨組み、ガラスが割れ落ちて枠だけになった窓……時に置き去りにされたような、あまりに静かで異様な光景に、しばらく足が止まったままに。これは廃墟マニアを惹きつけるというのも納得です。

門脇さん「島内の遺構の多くは、倒壊の恐れがあるため立ち入り禁止となっています。外側から眺めることしかできませんが、雰囲気はたっぷり味わえますよ」

そんなことはおかまいなしに、ぴょこりと姿を現すうさぎも。

門脇さん「うさぎさんたちは何度注意しても聞いてくれないんです(苦笑)。危険ですから、つられて入らないように気をつけてくださいね」

廃墟、時々うさぎの住処。ここにしかない、静かで不思議な光景です。

Ruined facilities

During WWⅠ and WWⅡ, the Japanese army secretly produced poison gas on Okunoshima, which was removed from maps of the area and chosen because of its discreet location. While poison gas and all the equipments were removed after the war, derelict poison gas facilities and ruins of military outposts are dotted around the island.
The Poison Gas Museum reveals the island’s dark history, and is a common site for school children’s peace studies.

これを見ずして帰るなんて! 瀬戸内海に沈む夕日と輝く星空をウォッチ

91_04

大久野島のプライベートビーチは透明度が高く、人であふれ返ることもない、海水浴の穴場スポット。ヤシの木と青い海、静かに打ち寄せる波の音—まさに楽園! ビーチから見える美しい夕日は必見です。さらに、夏は涼しくなる夕方以降のほうがうさぎたちは活発になるうえ、日帰り客が帰ったあとにのんびり交流するチャンス。

また、星空観察にも優れています。キャンプ場も完備されているので、夕食はホテルで済ませキャンプ場に宿泊するというのもアリ。
門脇さん「テントはレンタルのほか、こちらで組み立てまでやらせてもらうプランもありますよー。手ぶらで来ていただけるので若い女性にも人気ですね」

島に泊まれば、早朝の朝日ウォッチや、レンタサイクルで島内一周、日帰り客がやって来る前にうさぎたちをひとり占め……なんてことも可能。“うさぎ滞在”で数時間しかいないなんて、もったいないと思いませんか?

Breathtaking sunset on the beach

You can’t say you have fully enjoyed the island until you see beautiful beaches. With clear, beautiful shore, blue sky, palm trees, and less noise, the island’s private beaches are almost perfect places to relieve yourself from daily stress! If you are going to stay one night, be sure to watch the sunset: that’s beyond description.

The island is also excellent for stellar observation. Staying in the camp site after dinner is another choice. Kadowaki says, “the camping plan’s popular especially among young women, as they just bring themselves.”

島の名物、タコ料理とゆる〜いテイストが人気のうさグルメ

91_05

島内には飲食店も宿泊施設も「休暇村大久野島」ただひとつ。選択肢がないのだからやむなし!と、さほど期待もせずむかえた夕食バイキング。
これが……! 門脇さん、失礼なこと考えてすみませんでした(反省)!
ホテルのバイキングとあなどるなかれ。島の名産、ぷりぷりのタコ料理や、ぴっちぴちのお刺身を堪能し放題なんです。屋台コーナーには日替わりで天ぷらなどの揚げ物も並びます。朝食バイキングには握りたてのおにぎりも。う〜ん、朝から心がほっこり。

91_06

門脇さん「ホテルの喫茶『うさんちゅカフェ』の人気メニュー『ウサギのはなくソフト(バニラ360円/キャンベル410円)』も忘れずにね」

はなくソフト!? 見た目も大胆なこれは……鼻くそというよりも、うさぎさんから出た別の何かのような感じが(苦笑)。正体はココアコーティングのピーナッツです(お土産コーナーにて「鼻くそ」のみの販売もあり)。

Local foods

Another enjoyment is of course, local gourmet. There’s no choice to get food other than Kyukamura there, but don’t take it lightly as “default”; they have wide choices from fresh sashimi to local-famous Taoshita beef in All-you-can-eat style.

Also, don’t forget to taste Usagi No Hanakusoft, vanilla soft serve with cocoa-coated peanuts on top (The name comes after the rabbits’ snot, pretty good humor!), at the cafeteria Usanchu Cafe.

さあ、あなたも行ってみたくなりましたよね!?
うさぎだけじゃない! 今年の夏のバカンスに大久野島はいかがでしょうか。もちろん、島の自然は年間通してとても豊か。春は桜、秋の紅葉も色鮮やかできれいです。観光客が少なくなる冬こそ、うさぎさんがお腹をすかせているのじゃないかしら? と訪れる熱心な方もいます(十分な方が訪れるので、食べ過ぎという噂もあるんですけどね……)。
四季折々の島の魅力を体験しに、大久野島へ出かけてみませんか?

Do you know of anywhere cuter and mysterious?
Now the island is becoming a popular tourist resort full of four-seasons fascinations: blooming cherry blossoms in spring, colored leaves in autumn, etc. Why don’t you get swarmed by furry friends in the heavenly island? Let’s add this exclusive journey to “Wish List.”

■取材協力:休暇村大久野島
広島県竹原市忠海町大久野島
TEL:0846-26-0321
http://www.qkamura.or.jp/ohkuno/

※表示価格は2015年6月30日現在のものです

Kyukamura Okunoshima
Okunoshima, Tadanoumi-higashi City, Hiroshima
+81-846-26-0321
http://www.qkamura.or.jp/ohkuno/

(text: 加藤奈々美/KWC)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP

KWC NEWS
2017/07/03
編集スタッフの仲間を募集します!

Works ケイ・ライターズクラブの最新制作実績

全ての実績

制作実績豊富・個性豊かなクリエイターが御社のあらゆる「コンテンツ制作」をお手伝い致します。

お見積のご相談、制作でお困りのことなどありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

KWC(ケイダブリューシー/ケイ・ライターズクラブ)は書籍で、WEBで、コンテンツマーケティングで、
お客様とともにクリエイティブの未来を作る編集プロダクション/総合コンテンツ制作会社です。

〒162-0065 東京都新宿区住吉町1-16 ISEビル
Tel 03-3226-6361(営業担当:平山)/FAX 03-3226-6362/Mail
グループ会社:株式会社shiftkey

Pmark
© K-Writer's Club Co., Ltd.